
 2017年も終わりが近づいてきました。今年も仕事のうえではさまざまなクラウドサービスにお世話になりましたので、特に利用頻度の高かったものを挙げてみます。主に事務処理業務における業務優先度や利用頻度によるものなので、最近出てきたサービスはあまりありませんがそのあたりはご容赦いただければと思います。(以下、ランキングではなく順不同です)
- Dropbox for Business
 https://www.dropbox.com/business
 ファイル同期とクラウドストレージサービスの定番です。もはやDropboxなくして業務が成立しない程度にはヘビーユーザーです。Business版は個人向けDropboxに比べると細かく権限まわりを設定できて、価格に見合った高品質のサービスになっています。最近はファイル同期にこだわらずクラウド上でのデータ取り回しの方向に行っているようですが、Boxと競合するので今後どうなるのかなと。
- Box
 https://www.box.com/home
 クラウドストレージとしてはDropboxと双璧。業務上はDropboxの代替サービスとしてこちらもヘビーユーザーです。どちらかというとクラウド寄りになっているのでローカルにあまりファイルを抱えたくない場合に有効かと思われます。こちらも月額550円からの有料プランで細かい権限設定ができます。
- slack
 https://slack.com/intl/ja-jp
 主要なコミュニケーションツールとしてはslackにはじまりslackに終わる一年だったような気がしておりまして、昨日も今日もslackまみれの毎日です。ユーザーの裾野が広くてエンジニアリング色の強い会社ではたいて利用している反面、フロー型コミュニケーションなのでデータを蓄積しにくいという欠点があります。もっともこの欠点はストレージサービスなどと組み合わせて補完することができます。
- Chatwork(チャットワーク)
 https://go.chatwork.com/
 slack以外の対外的なコミュニケーションでよく使うようになりました。ファイルの添付やビデオ会議機能などもあって便利な反面、他サービスとの連携はまだまだ発展途上といったところです。
- eight(エイト)
 https://8card.net/
 クラウド名刺管理サービスを超えて、強力なCRMツールに進化してきました。名刺管理はもうeightを前提にした処理フローになっていて、紙の名刺は一回スキャンしたら保管箱に一直線。取り込んだ名刺はだいたい1営業日以内にはデータ化されるのでいつでもスマホから参照できるのは超便利です。
- Wunderlist
 https://www.wunderlist.com/ja/
 こちらも定番のToDo管理サービス。週明けの繰延ToDo資産の確認と週末の取崩には欠かせません。Microsoftに買収されてから大きくサービスの変化はないようですが、使い勝手は日々改善されているようです。リマインダーが毎日届きますがうまく管理すれば時間管理もしっかりできると思います。(←できてない)
- makeleaps
 https://www.makeleaps.jp/
 請求書作成クラウドサービスは多く出ていますが、今のところこれで安定運用しています。請求書や見積書の発行状況や年度比較ができるのは便利ですが、他サービスとの連携が弱いのが難点なので今後に期待です。
- zoho invoice
 https://www.zoho.com/invoice/
 makeleaps以外で最近よく使うようになった請求書作成クラウドサービスです。国内サービスと操作感覚は違いますが、多言語対応や作成発送ステータスを細かく管理できるのが便利です。
- basecamp
 https://basecamp.com/
 約7年以上にわたり、basecampで案件やプロジェクト別の進捗管理やコミュニケーションログの保存を行っています。スレッドにメール投稿する機能は便利なのですが、自分で送信した内容が配信されないのでスレッドをやや追いかけにくいという欠点があります。slackなどのコミュニケーションツールに比べ、メールなどでひと手間入れて使う運用に向いています。
- ScanSnap Cloud
 http://www.pfu.fujitsu.com/imaging/scansnap-cloud/
 これは純粋なクラウドサービスとは少し違いますが、ハンディスキャナ連携としてSacnSnap iX100やScanSnap iX500といった機種と連携するとかなり便利なサービスです。本体との有線接続から解放されるのがうれしい。これのおかげで紙の書類も気がつくたびにデータ化しては要保存以外は破棄。おかげでデスク周りがかなりすっきりしました。
2018年も新たなサービスが続々と出てくると思いますが、積極的に試しつつ現状業務に合うかどうかを見極めながら少しずつ本格導入していく予定です。
  
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